タンタンのずぼん

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの

カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

立春は過ぎ、日差しは春を思わせますが、寒暖の差があって身体がなかなかおいつきませんね。

みなさんくれぐれも体調管理万全にされてください。

今回ご紹介する絵本は、

昨年暮れにお亡くなりになった いわむらかずおさんの作品の1冊をご紹介します。 

『タンタンのずぼん』

作:いわむらかずお

出版社:偕成社

おばあさんが つくってくれた

タンタンの ずぼん。

タンタンが もっと おおきくなっても

ずっと はけるんだって。

タンタンの大好きなずぼんは、変幻自在です。

ぶらんこができるし、でんしゃごっごやたくしーにもなります。

素敵なことが、たくさんたくさんできる魔法のずぼんなのです。

ページめくるたびに、ページの中心にとても自慢顔のいろいろなタンタンがでてくる楽しい絵本です。

この『タンタンのずぼん』は、1976年出版された絵本です。
シリーズになっていまして、4冊出版されています。

作者のいわむらかずおさんは、
昨年12月19日に85歳でおなくなりになりました。

いわむらかずおさんといえば、14ひきシリーズを思いだされる方が多いのではないでしょうか?

代表作は『14ひきのあさごはんひっこし』『14ひきのひっこし』1983年に同時刊行されました。

長年愛されつづけて、シリーズ12作品あるそうです。

昨年9月、こちらの絵本コラムに、『14ひきのおつきみ』をご紹介したばかりでした。

今回は、ちいさなお子さんでも楽しめる『タンタンのずぼん』をご紹介しました。

『タンタンのずぼん』のほうが先に出版されています。

野うさぎの兄妹が主人公の「ふうとはな」や、『かんがえるカエルくん』など

たくさんの絵本を出版されています。

作品のなかには、自然豊かであたたかみのある情景がふんだんに描かれています。

この機会に、ぜひ読まれてみてください。

自然豊かといえば、

絵本からは話が脱線しますが、

私の心残りとして訃報を聞く前に、栃木県那須郡にある「いわむらかずお絵本の丘美術館」に行ってみたかったのです。

お亡くなりになってももちろん施設は、ありますので温かくなったらぜひ行ってみたいと思っています。

いきましたら、こちらにご報告させていただきたいと思います。

原画などが展示され、製作の原点に触れることができるのではないかと思っています。

行かれた方がいらしゃいましたら、ご感想など教えていただけたらうれしいです。

毎月1日と15日に更新しています。

次回も素敵な絵本をご紹介いたします。

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