世界で一番読まれている絵本
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
ようやく涼しくなってきて秋を感じるようになりましたね。
先日の二つの台風では、伊豆大島に甚大な被害がでています。
一日も早く日常に戻られることをお祈りしています。災害は、本当にこわいですね。
さて、前回は日本で一番読まれている絵本をご紹介しましたが、
では、
世界で一番読まれている絵本はどんな絵本だと思いますか?
それは、

『はらぺこあおむし』
作:エリック・カール
訳:もり ひさし
出版社:偕成社
みなさんご存じですよね?
おや はっぱのうえに
ちっちゃな たまご
おつきさまが そらからみて いいました
で、はじまります。
もう説明の必要はないかと思います。
絵本の仕様も当時は画期的だったのではないかと思います。
あおむしが食べたかのように、たべもの中央に穴があいていて、
そして、食べたものとともに曜日が進むにつれて、
ページの広さがすこしづつ広がっていきます。
あおむしは本当に、はなぺこだったんだ!と視覚で実感させてくれます。
絵本のストーリーもすっきりとしていてみごとですが、
画もカラフルで綺麗ですよね!
この作者 エリック:カールさんは、色彩の魔術師と言われている由縁です。
この絵本私もですが、みなさんはお子さんに読んであげたり、ご自身の子ども時代によんだりと、いろいろな場面で思い出があるのではないかと思います。
今回、
miccu-fan運営事務局代表
miccuのおうちDX
オーナーの日比谷 真樹さんに思い出深い絵本をお伺いしたのですが、
何冊か紹介いただいた中の1冊にこの絵本がありました。
そして、絵本についてコメントをお願いしたところ、
次のような文章をいただきました。
「娘が小さな頃、夜泣きがひどくてワンオペで育児ノイローゼになった時に、
歌いながら涙流して読んだ本なの。
なんか、さなぎになって蝶々になるでしょう。
きっとこの子もいつか巣立っていくんだろうなー。
でもマジいま辛いって思いながら歌いながら読み聞かせた本です。笑
今となっては笑い話
夜泣き苦しみ育児ノイローゼになりかけたけど
そんな娘も高校2年生。
JK生活を満喫していて
すっかり羽ばたいてます♡」
と、全文ご紹介させていただきました。
みなさんそれぞれに、
絵本にまつわるエピソードがあるのではないでしょうか?
絵本に触れるたびに、思い出したり懐かしんだり、成長を実感したりと、
絵本ってすごいですよね!
お手伝いに行っている保育園のこの『はらぺこあおむし』の絵本は、ボロボロになっていますが、
子どもたちは毎日毎日その絵本をみて、楽しんでいます。
見開き一面に、綺麗なちょうちょになる場面
何度ページをひらいても、「うわぁ~」と、声がでます。
世界中で、愛される絵本
次回も素敵な絵本をご紹介します。