木から生まれた食品!
ようやく暑い8月が終わりました。
と、いっても残暑は、まだまだ続くのかと思われます。
ここにきての40度超えは、身体にこたえますね。
夏の疲れがたまっているかと思います。
充分、体調管理には留意し、乗り切りましょう。
さて、今回ご紹介する絵本は、昨年2024年10月15日に紹介させていただいた
作家キボリノコンノさんの展覧会に行くことができ、
本物を目の前にして感激しました。
そのキノボリコンノさんの別の絵本をご紹介させていだきます。

『なにができる?』
さく:キボリノコンノ
出版社:PHP研究社
表紙、そして裏表紙だけでも驚かされます。
このリンゴが、木からできているんです。
木でできていると聞いても、驚いてしまいます。
凄すぎですよね!!!
前回ご紹介した『どっち?』は。本物と木でつくられたものをクイズのようにして当てさせる絵本でしたが、
https://miccu-fan.jp/?p=2205
今回は、木の板から、
何ができるか作者のキボリノコンノさんになったかのように、
想像力を働かせ、
作っていく(作っていく過程を読み進める)絵本です。
出来たものをみても、何度も何度も見返してみてしまいます。
そして、作っていく過程を、
「とん とん 」「かん かん」
「ぎこ ぎこ」「しゅる しゅる」など、
言葉で音を伝えてくれています。
ただただ、驚きしかないです。
最後の作品(ページ)は、圧巻です。
そして、この作品を実際に目の前でみる機会がありました!

キボリノコンノさんの展覧会が静岡で開催ていました(8/31で終了)

撮影OKでしたので、少しご紹介しますね。
上は、表紙の「りんご」
コンノさんは、木の板をみていると、作るものが着想されるというのも驚きです。

展覧会では、たくさんの作品が展示されており、
目を疑うばかり
中でも面白かったのが、
キノコ類の「しめじ」

作ったものを撮影している過程で、本物のなかに交じってしまい、
奥様が料理し、実際に口に入れてしまったとか(笑)
作った本人さえも、見分けがつかなくなるというのですから。
驚きをこえて、信じられない世界です。
遊び心を忘れないようにされているそうで、本物そっくりにもされたくないそうです。
子ども心を忘れないとでもいうのでしょうか・・・


お菓子のシガールの変容が何種類かありました(笑)
ただただ、驚きと感激の展覧会でした。

これが木なんておもえないですよね?
絵本の世界から、とびだした展示会でした。
この絵本、保育園で読んで紹介させていただきました。
子どもたちは目を丸くして、保育者の先生たちはとても驚いてくださいました。
こういう絵本も、楽しいですよね!
コンノさんの展覧会は、終了しましたが、
秋は、絵本関連の展覧会も多く開催されます。
みなさんも行かれてみてはいかがでしょうか?
また、次回も素敵な絵本をご紹介します。