まゆとおに

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの

カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

あっという間に新年から1か月経ちました。

みなさんいかがお過ごしですか?

さて、今年の節分は、2月3日といいたいところですが、

暦の関係で立春が2月3日、 その前日になりますので2月2日になります。

そうなんです!

暦の上ですが、季節は「春」

春はもうすぐそこにきているのですね。

今回ご紹介する絵本は、節分に登場する「おに」のでてくる絵本です。

『まゆとおに』

文:富安陽子
絵:降矢なな
出版社:福音館書店

きたの おやまの てっぺんのさんぼんすぎのしたで、

やまんばと娘のまゆがすんでいました。

ある日、雑木林の奥でとんでもなく大きなオニにあいます。

オニは、まゆを煮て食べようとします。

まゆは、いったいどうなるのでしょうか・・・・

まゆが愛くるしく、とてもかわいいのです。

絵とおはなしがマッチしていて、相乗効果とでもいのでしょうか、

えほんの世界に引き込まれてしまいます。

話は、脱線してしまうのですが、

このまゆのお母さんの やまんば なのですが、よみかえしているうちに「ん?」

昨年末まで TBS系でTV放映されていたアニメ「ダンダダン」の
おばあちゃんに似ている?

主人公モモの霊媒師の祖母に似ているような気がします。

(私の子どもに聞いてみたのですが、違う!と、言われてしまいましたが・・・

きっと、少なからずモチーフになっているのではないかと、勝手に思っています。

アニメのおばあちゃんは、たばこふかして、よくよくみるとほど遠い気もしますが・・・

ご興味のある方は、ぜひ、比較してみてください。

7月には、第2期がはじまるそうです。

そして、感想を教えてくださったら、うれしいです。

絵本に、お話をもどしますね。

作者は、富安陽子さん 『オニのサラリーマン』などでもご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

絵は、降矢なな さん 表紙をご覧になって、あれ?どこかで見たことがあるような・・・

なんて、思われた方も多いかと思います。

たくさんの作家さんたちと素敵な絵本を数多く作られています。

やさしい絵ですが、チカラ強さも感じられて、この絵本に本当にぴったりです。

この絵本が好評を博して、この作品のあとに「やまんばのむすめ まゆのおはなしシリーズ」として、

4冊ほど出版されています。

あわせて読まれてみてください。

次回も素敵な絵本をご紹介いたします。