あのくも なあに?
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
暑かった8月が終わり、
9月がはじまりました。
暑い日が続いたかとおもえば、
ノロノロ台風の影響で、大雨・風が続く日があって、
心配なことが多くなりますね。
みなさん被害などは、ないでしょうか?
今回も、素敵な絵本をご紹介したいと思います。
『あのくも なあに?』
作: 富安 陽子
絵: 山村 浩二
出版社: 福音館書店
ちいさなかがくのとも 2011年7月号の作品です。
この絵本、実際の写真?
と、見間違えてしまいそうな空の絵です。
きれいで素敵な雲
あのくも なあに?なんだろね
で、はじまります。
最後は、
きっと そうだよ そうかもね。
絵本を読んでいくと「えっ??」
と、ちょっと思ったりもしましたが、最後には、
きっと そうだよ そうかもね。
と、思ってしまうチカラが、言葉からも絵からも感じられます。
雲をみて、○〇みたい! 〇〇に似ている!
なんて、思いますが、空の上にいろいろな世界が広がっているんだ!と、想像が膨らみます。
文章は、『まゆとおに』『オニのサラリーマン』や、多数の幼年童話を作られている富安 陽子さん
絵は、『くだもの だもの』や『おやおや、おやさい』『うそだあ!』など、この作品があの作品の作者さん?と、驚いてします多彩な表現をされる 山村 浩二さんのタッグ
読み終わって、「なるほど~!」と、思ってしまいました。
おはなしもさることながら、空の絵がすばらしい!です。
ぜひ、手に取って読んでいただきたいです。
この絵本、福音館書店さんから、ちいさなかがくのともで出版された絵本なのですが、
先日、高齢者施設で人生の大先輩の前で読ませていただきました。
声をかけたわけでもないのですが、自然と
「あのくも なあに?なんだろね~」と、声がきかれ、
最後には、
「きっと そうだよ そうかもね。」と、みなさんで大合唱!となりました。
読み終わったあと、
「そうなのね~。そういう名前なのね~」と、何度もうなづいてくださいました。
これぞ!絵本のチカラと、感激してしまいました。
大人も子どもも関係なく、良い絵本は「良いんだ!」と、体感させていただきました。
とてもありがたい、素敵な体験をさせていただきました。
まだまだ、すばらしい絵本はたくさんあります。
これからも、みなさんにご紹介していきたいと思います。
次回も素敵な絵本を紹介します。
毎月、1日と15日に更新しております。