とてもとてもあついひ

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの

カッキー　http://ameblo.jp/alyssaerika　です。

８月もようやく半分が過ぎました。

みなさん今年の夏休みはどのように過ごされていますか？

猛暑ですから、外でたくさん遊ぶのは危険ですね。

冷房の効いた室内で、いろいろと知恵をしぼって遊ばれているのではないでしょうか？

今回ご紹介する絵本は、題名からしてこの夏ぴったりの絵本のご紹介です。

『とてもとてもあついひ』
作：小出　淡
絵：小出　保子
出版社：福音館書店

とてもあつい日のことです。

3匹のねずみが昼寝からめざめると、

ぶらんこと手おしぐるまがなくなっていました。

しゃりんのあとを　おっていくと、
うさぎの家やたぬきの家でも、大切なものがなくなっています。

かんかんでりのみちを、みんなで犯人さがし

はんにんは・・・・

今の季節のような、暑い夏のおはなしです。

その暑さがうまく描かれていますね。

最後はさわやかな気分にさせてくれます。

かわいらしい動物たちが、でてきて一緒に何かをする！

みんなと遊ぶ！楽しさが描かれていますね。

動物たちの大切なものを、だまってもっていってしまうのは「どうなのかな～？」ともおもいますが、

犯人さがしの要素もあって、

読んだ人もいろいろと考えられる絵本なのではないでしょうか？

この絵本、3匹のねずみの絵本シリーズの１冊です。

このほかに、

『とんとん　とめてくださいな』

『ゆきのひの　ゆうびんやさん』

『はるです　はるのおそうじです』

ご夫婦で作られた3匹のねずみシリーズです。

作者ご夫婦二人の優しさが、あらわされている絵本のように思います。

どの絵本も、どうなるのかな？と、ちょっと考えさせられて、

最後には、心あたたまる素敵なストーリーのかわいらしい絵本です。

ぜひ、季節にあわせてシリーズを読んでみてください。

次回も素敵な絵本を紹介します。

毎月、1日と15日に更新しております。