たなばた 絵本

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの

カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

2024年も折り返しとなりました。

早いように私は感じていますが、みなさんはいかがでしょうか?

7月7日は、みなさんご存じの「七夕(たなばた)」

今回は、七夕にちなんだ絵本をご紹介いたします。

『たなばたにょうぼう』
文:常光 徹
絵:野村 たかあき
出版社:童心社

むかし。

人を ばかして わるさをする キツネがおった

あるとき、キツネは、山犬に おそわれて・・・

七夕の由来のお話です。

七夕の由来は、さまざまありますがその中のひとつですね。

キツネが縁で、男が「たなばた」を女房にします。

さて、どうなるでしょうか・・・

続きは、絵本を読まれてのお楽しみです。

絵は、版画だそうですが、色使いが鮮やかで、版画とはあまり思えません。

女房の「たなばた」が、とてもかわいらしく描かれていて、読みやすく、親しみやすい絵本ですね。

力強い場面は、版画のタッチがとても生きているように感じます。

とても素敵な絵本です。

「七夕」の民話にぴったりですね。

民話というと、ちょっと古めかしく感じる方も多いかと思いますが、その点、手にとりやすい絵本になっているかと思います。

そして、教訓めいたことも、ちゃんとありますね。

作者の常光 徹さんの故郷の高知の昔話だそうです。

ぜひ、このたなばたの時期に読んでいただきたい1冊です。

この絵本は、童心社さんの「おばけ・行事えほん」シリーズの第一作

おばけが登場する、それぞれの季節行事絵本が出版されているそうです。

このお話は、化け狐が登場します。

たなばたにちなんだ絵本・お話はたくさんありますので、この機会に、いろいろなお話に触れてみてください。

次回も素敵な絵本を紹介します。

毎月、1日と15日に更新しております。