エルマーのぼうけん

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの

カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

むし暑い日がつづきますね。

東京は、記録的に梅雨入りが遅いそうですが、気温は高くなってきていますね。

体調管理には、気をつけたいものです。

今回ご紹介する本は、

作者のルース・スタイルス・ガネットさんが11日(現地時間)米国で、亡くなったとの訃報が届きましたので、

ご紹介したいと思います。

この幼年童話、以前もご紹介させていただいた本なのですが、

追悼の意味も込めまして再度ご紹介させていただきたいと思います。

『エルマーのぼうけん』
作:ルース・スタイルス・ガネット
絵:ルース・クリスマン・ガネット
訳:渡辺 茂男
出版社:福音館書店

9歳の男の子エルマーは、
助けた野良猫からどうぶつ島に囚われている可哀想な竜の子供の話を聞き,
助けに行こうとします。

家を抜け出し、船に忍び込み『どうぶつ島』へ向かいます。

島についたエルマーは、様々なピンチにあいますが、

機転をきかせて切り抜けますが…

幼年童話の中で、1番読まれている絵本といっても過言ではないと思います。

この『エルマーのぼうけん』の作者、ルース・スタイルス・ガネットさん100歳でお亡くなりになったそうです。

以前もご紹介させていただきましたが、

ルース・スタイルス・ガネットさんは、化学者として医学研究所および電波探知機の研究所で働いていたと、

いう経歴をお持ちの方だったそうなので、驚きですよね。

エルマーは、シリーズとして、

1940年代後半から、アメリカで3部作出版されていますが、

日本語版のシリーズ累計発行部数は約780万部にのぼるそうです。

大人の方も含めて、大きなお子さんの多くは読まれたことがあるのではないかと思います。

今でも子どもたちに長く愛され続けていますね。

また、昨年には邦訳60周年を迎え、企画展が全国を巡回しているそうです。

とても残念なのですが、東京(立川)は、昨年で終了しています。

訃報には驚きましたが、いつでも本を開いて、

エルマーとハラハラドキドキの大冒険に旅立つことはできますよね。

心よりご冥福をお祈りいたします。

次回も素敵な絵本を紹介します。

毎月、1日と15日に更新しております。

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