お子さんの大好きな絵本知っていますか?

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

あっという間に(私だけでしょうか?)3月
皆さんいかがお過ごしですか?

今回は、「今まで読んだなかで、絵本を1冊選ぶとしたら?」と、むすめにインタビューしてみましたので、

ご紹介したいと思います。

子どもの心親知らず?とでもいうのでしょうか、

私の予想は外れて、

今までこちらに紹介したことがない絵本でしたので、

みなさんにご紹介させていただきたいと思います。

『カバンうりのガラゴ』
作:島田 ゆか
出版社:文溪堂

この絵本の作者 島田 ゆか さんの「バムとケロシリーズ」から1冊選ぶのかな?

と、思っていたのですが、聞いてみるものですね。

同じ作者さんでしたが、こちらの絵本を教えてくれました。

ガラゴは たびする かばんやです。

いつも みぎとひだり いろのちがう くつをはいて

てくてく てくてく かばんを うってあるきます。

ガラガラと、カバンをひいたカバン屋さんかと思いきや、

6本の足がついたかばんを引いて旅するカバン屋さん

かばん といっても、おもいもよらない お客さんの希望をかなえてくれる不思議なカバン屋さんです。

兄弟がほしい!という子犬さんには…

ご紹介するのに、言葉はいらないですね。

お読みになったことがない方は、ぜひ、お読みになってください。

さて、娘のインタビューに戻りますと

お話のうってくれるかばんも面白いけれど

絵が細かくて、その絵にもストーリーがあることがすごい!

特に、りんごと虫は、ストーリーより覚えてる

単純にみていて(読んでいて)かわいいし楽しい

今までに読んだ絵本のなかで、一番かわいい

と、感想を言ってくれました。

ストーリーは、お客さんの要望にそったカバンを売るお話ですが、

そのカバンが思いもよらないものであったり、細部にこだわった絵が魅了するのでしょうね。

そして、主人公のカバン屋さんの店主「ガラゴ」は、実在するサルのなかまです。

画像Wikipediaより

この絵本から、ガラゴの存在を知った方は多いのではないでしょうか?

私もそのひとりです。

作者 島田さんは、どちらかの動物園でお知りになったのかと思っていましたが、

哺乳類図鑑のイラストで初めて見られたとか

その本に、黄色い大きな目のメガネザルも載っていたそうで、そのメガネザルの要素も少し入っているそうです。

余談ですが、ガラゴは、夜行性なのですが、この絵本のなかでは、私たちと同じで夜はぐっすりおやすみするそうです。

絵本では、ガラゴをかわいらしく、更に、愛らしくしていますね。

絵本は、ゆったりとのんびりおはなしが進んでいきますが、

絵は細部まで凝っていて、細かいところにまでストーリーが展開され、

何度よんでも新しい発見があって、楽しいですよね。

今回、この絵本を選んだ娘に、とても感心しました。

絵本を間に、思春期の子どもとの楽しい会話をさせていただきました。

皆さんもお子さんに聞かれてみてはいかがですか?

そして、よろしければ教えてください!

こちらで、ご紹介させていただきたいと思います。

毎月、1日・15日に更新しています。

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