春が待ち遠しい

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

3月に入ってから、
肌寒い日が続きますね。
ですが、桜の開花ももうすぐ!

今回、ご紹介する絵本は、
春らしい素敵な絵本のご紹介です。

こどものとも 012
『どのはな いちばん すきな はな』
ぶん:いしげまりこ
え:わきさかかつじ
出版社:福音館書店

ページをめくると
かわいらしい 赤いはなが
見開き1面に大きく現れます。

ぱーっと ひらいた

あかい はな

つづいて、しろいはな

きいろいはな と、

ページをめくるたびに、愛くるしい花が

時には可憐に

時にはぐーんとダイナミックに広がります。

この絵本

とてもはっきりとした色づかいで、

飾っておいても素敵です。

表紙をご覧になっても、わかりますよね。

色鮮やかな大きな花に、水色の題名

この絵本の絵の作者、脇阪克二さんは、

テキスタイルデザイナーさんで、日本人として初めてマリメッコで活躍された方なんです。

そう聞くと、納得がいきますよね。

そのような方が、絵本の絵を描いてくださるなんて、とてもうれしいですよね。

とてもカラフルで、読んでいるだけでわくわくした、

春の気分にさせてくれます。

絵も素敵ですが、

文も短いなかにあって、花のいきいきとした雰囲気をあらわしています。

先日、おはなし会で読ませていただきましたが、

小さいなお子さんから大人の方まで、とても楽しんでくださっていました。

この絵本

2017年の3月 「こどものとも 012」として発売された絵本です。

ちいさなお子さんの絵本といても、あなどってはいけません。

季節感あふれる素敵な絵本が、毎月出版されています。

その中にあって、この絵本は、春が待ち遠しく感じられる1冊です。

特に、最後のページは圧巻ですので、ぜひ、ご覧になってください。

次回も素敵な絵本をご紹介いたします。

毎月、1日・15日に更新しています。