ほっこり おでん

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

新年がはじまったかとおもえば、
もう1月も半分がすぎました。

元旦におこった甚大な被害は、まだまだ全容がつかめずつらい思いをされている方が多いかと思います。

1日もはやく日常が戻られることをお祈りしております。

今回ご紹介する絵本は、ほっこりすることまちがいなしの絵本です。

『おでんのゆ』
作・絵:真珠 まりこ
出版社:ひさかたチャイルド

たくさんのおでんの具材がでてくる絵本です。

おでん銭湯 と、いってもいいような気もします。

小さいお子さんから、大人まで楽しめる絵本、

先日、人生の大先輩のみなさんの前でも読ませていただきました。

そこで、「じゃがいもをおでんの中にいれるのね~! どちらの地方のお話かしら?」と、きかれました。

思ってもみなかったです。

そういう方もいらっしゃるのかな…くらいに読んでおりました。

そこで、ちょっと調べてみました。

「じゃがいも」は近畿圏中心で”入れる”と答えた方は6〜8割だそうです。

ホクホクと味がしみて人気の一品となっているようです。

作者の真珠まりこさんは、神戸生まれだそうです。

なるほど・・・

作者の方に思いをめぐらせられるのも、絵本ならではの楽しみのひとつですよね!

話はちょっと脱線しますが、狭い地域でおでんの具材としていれるもののひとつに「ちくわぶ」もありますよね。

ちくわぶは関東発祥の種ものらしく、主に関東南部の6〜7割の方が”入れる”と答えているそうです。

小麦粉のたんぱく質成分(グルテン)が、もちっとした口あたりを生み、人気となっているようです。

この「ちくわぶ」聞いたことはありましたが、見たこと食べたことはなかったので、

はじめて食べたときは、なんとも言い難い味に驚きました。

さて、話を戻しますが、

作者の真珠 まりこ さん「もったいないばあさん」で、ご存じの方は多いのではないでしょうか?

アニメにもなっているので、なじみ深い方はいらっしゃるかと思います。

小さいお子さんには、『おべんとバス』でしょうか?

真珠さんの絵本は、小さいおこさんから大人まで楽しめる絵本が多く、

お話会で、よく使わせていただいています。

絵もかわいらしいですが、はっきりとしていて親しみが沸いてきます。

着想も素敵なんですよね。

お話のなかに引き込まれる絵本を、たくさん出版してくださっています。

ぜひ、読まれてみてください。

また、この絵本をよむと、必ずといってよいほど夕ご飯は、「おでん」になります。

「おでん」もおいしい季節になりました!

次回も素敵な絵本をご紹介させていただきます。

毎月1日・15日に更新しています。

by カッキー