うさぎさんのいす
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
9月も半分が過ぎました。
しかし、暑い💦
夜もまだまだ暑くて、クーラーをつけずにはいられないですね。
みなさん 充分に体調管理されてください!
さて今回ご紹介する絵本は、
秋になると必ず、おはなし会で読ませていただく絵本のご紹介です。
先日も、おはなし会で読ませていただきました。
親子さんたちが集中して聞いてくださっている姿をみて、
この絵本をご紹介せねば!
と、思った1冊です。
『どうぞのいす』
作: 香山 美子
絵: 柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド
知ってる!知ってる!と、いう声が聞こえてきそうです。
1981年出版の絵本だそうです。
読み継がれる素敵な絵本の1冊ですね。
うさぎさんが ちいさな いすを つくりました。
うさぎさんが つくったしるしに いすに みじかい しっぽを つけました。
うさぎさんのいす の完成です。
そして、おはなしはどんどん続いていきます。
このおはなしは、少し長いのですが、
1ページ、1ページが短めの文章でできているので、
小さなお子さんでも、楽しんで聞いてくれます。
先日のおはなし会でも、0歳のお子さんがしっかりと聞いてくれました。
たくさんの動物が、次々にでてくるので、楽しんでくれたのかもしれませんね。
大人もほっこりする絵本ですよね。
大好きな絵本の1冊です。
この絵本を持っていたら、何人かの方に「大好きな絵本です」と、言われて嬉しく思いました。
おはなしも素敵ですが、この絵もあたたかいタッチでじ~んとしてます。
「どんくまさんシリーズ」でも有名な 柿本 幸造さんです。
おはなしと絵の相性抜群の絵本です。
この絵本のなかで、
「からっぽにしてしまっては、あとの人におきのどく」
というセリフが何回か出てきます。
久しぶりに読んで、ハッとさせられました。
目の前のものを、自分の物に全部してしまわない!
次にくるかもしれない、みえない人のことに、思いを巡らせているのです。
それも、絵本の動物の世界で…
ちょっと反省しました。
あまり周りの人のこと、それも、身の回りにいない人のことは、全くきにしていないなと。
少し、いろいろな物事に優しい気持ち、
余裕をもちたいな!と、思わせてくれた絵本です。
みなさんは、どんな気持ちになりましたか?
まだまだ暑いですが、秋を少し感じていただけるとうれしいです。
次回も、素敵な絵本をご紹介しますね。
毎月1日・15日に更新しています。
by カッキー