たなばたものがたり
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキー http://ameblo.jp/alyssaerika です。
2021年も折り返し、7月に入りました。
7月の行事といえば「たなばた」
今回ご紹介する絵本は「たなばた」にちなんだコレ!!
『たなばたものがたり』
作:舟崎 克彦
絵:二俣 英五郎
出版社:教育画劇
中国のおはなしです。
機織りをしているお姫さまと、働き者の牛飼いは、出会ったとたんにお互いをすきになります。
恋に落ちるとふたりは、お互いに自分の仕事をしなくなって遊んでばかりになります。
牛飼いの牛たちは 病気になってしまい、
星の世界の王様てんてい の怒りをかってしまいます。
怒ったてんていは、・・・・
「たなばた」は、年に1度だけ、7月7日の日だけ会うことが許されるというお話ですね。
毎年、1年に1回しかあえないなんて・・・
と、思ってしまう私なのですが、
仕事をしなかった罰ではしかたがないですよね。
ちょっと教育的絵本と思われるかもしれませんが、
行事の由来をお子さんでもわかりやすくまとめている素敵な絵本だと思います。
絵も馴染み深い、美しい絵になっています。
お話も小さなお子さんでも理解しやすいのではないかと思います。
「たなばた」は、とても身近な行事なのですが、
なかなか「たなばた」を説明する絵本となるととても少ないのです。
この絵本は、「たなばた」の由来を子どもたちにわかりやすくおはなししてくれている1冊です。
「たなばた」の由来は、諸説あるかと思いますが、
王道と言っていいように思います。
裏表紙に星座の絵があったり、
話の最後には、笹飾りをどうしてするのかも載っているので、
余すところなく行事全般のことがわかるようになっています。
ぜひこの時期に、読まれていてください。
この時期を逃すと、来年の「たなばた」になってしまいますよね?
この絵本は、教育画劇さんの行事の由来えほんのシリーズの1冊になります。
全8巻あります。
おしょうがつ や せつぶん などの行事がとてもわかりやすく読みやすいおはなしになっています。
この機会にシリーズに目を通してみてもいいですよね。
こちらでも、時期をみて紹介していきたいと思います。
毎月1日・15日に更新しています。
素敵な絵本をご紹介していきます!
by カッキー