ぞうくんのおさんぽ
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
連日の雨模様
ジメジメの梅雨の季節がやってきましたね。
前回、『ぞうくんのあめふりさんぽ』をご紹介した時に
お約束しました絵本のご紹介です。
『ぞうくんのさんぽ』
作・絵:なかの ひろたか
レタリング:なかの まさたか
出版社:福音館書店
きょうはいいてんき。
ぞうくんはごきげん。
「どれ どれ、 さんぽにでかけよう」
ぞうくんは、さんぽにでかけます。
途中、
かばくん
わにくん
かめくんが登場し、
お話がすすんでいきます。
ぞうの上にかば
かばの上にわに
わにの上にかめと、
背中にのせての散歩です。
なんともいえない味わいがありますね。
よくよくみると不思議なのですが、
自然と受け入れられる空気感とでもいうのでしょうか、
この絵本にはありますよね。
そこが、この絵本が長い間親しまれている理由のように思います。
この絵本の出版が、1977年といいますから驚きです。
この絵本は、のちに続編が出版され、
「ぞうくんのさんぽシリーズ」と、なっています。
前回、ご紹介した『ぞうくんのあめふりさんぽ』は、2006年
『ぞうくんのおおかぜさんぽ』が、2010年
最近では、『かめくんのさんぽ』が、2019年出版されています。
長い時を経て出版され続けている素敵な絵本たちなのです。
愛嬌のある動物たちにほっこりします。
色使いもいいんですよ。
それぞれの動物の色が決まっているように思います。
動物たちに縦の動き、
さんぽに横の動きの流れがあって、
ストーリーも加わって、
あらすじがわかっていても、
何回も楽しめて、読める絵本なのではないかと思います。
おはなし会でよくこの絵本の大型絵本を読ませていただいています。
幅広い年代に楽しまれる絵本の1冊です。
シリーズ、それぞれの絵本をぜひ、手に取って読まれてみてくださいね!
次回もお楽しみに!
毎月1日・15日に更新しています。
by カッキー