いちご

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

節分もすぎ、あたたかくなって春はもうすぐそこ!

なんて、思っていたら寒い冬に逆戻りのお天気

こうして、すこしづつ春に近づいていくのでしょうね

みなさんいかがお過ごしですか?

今回は15日 にちなんで、というわけではありませんが、

みなさんの大好きな「いちご」の絵本のご紹介です。

『いちご』

さく:平山 和子
出版:福音館書店

「わたしは いちごです」

「わたしも いちごです」

雪のつもる地面のなかから 声が聞こえてきます

いちごは どこにあるのでしょうか?

あたたかくなったら、いちごの実がありますよ。

それまで まっていてね。

いちご と おはなししながら、

季節は、あたたかくなってきて

いちごの成長を見届けるかのように

おはなしは、進んでいきます。

スーパーにいけば、赤くておいしそうな いちごがたくさん並んでいますよね。

ですが、この絵本は、

いちごの苗が 成長して 花が咲き 

ちいさないちごの実がすこしづつ成長して

あおい実から 徐々に 赤くなって熟してくる様子を

ていねいに ていねいに 教えてくれます。

熟した真っ赤な実を

「さぁ どうぞ」

と、優しくさしだしてくれます。

思わず手がでて食べてしまいます。

そうなんです!

平山さんの絵本は、手が自然とでて、食べたかのように思ってしまう

素敵な絵本です。

たべたくなる!ではなくて、

食べた!

気持ちにさせてくれるのです。

ぱく ぱくっと、食べてしまう いちごですが、

すこしづつ大きくなって、赤くなって・・・

いちごを食べるときは、ひとつづつ味わって食べようとおもわせてくれる絵本です。

編集の方に以前お話をお伺いしたことがあるのですが、

平山さんは、じっくりたくさんのいちごの絵を描いて、描いて絵本にされているそうです。

絵本をとおして、伝わる気がしますよね!

園やおはなし会で この絵本を読むと、

みんなこぼれんばかりの笑顔になって、

口をもぐもぐ

あ~すっぱい!

おいしい!

など、おいしさが顔にあふれます。

この季節に、いつも読む絵本です。

本当においしそうな おいしいいちご

絵本とともに 「いただきます」

堪能してみてください!

毎月1日・15日に更新しています。

by カッキー

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