あけましておめでとうございます。
みなさんにとって素敵な1年になりますように
2023年もよろしくお願いいたします。
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
昨年は、みなさんどんな1年でしたか?
今年の2023年の干支は「兎(うさぎ)」
うさぎのように、飛躍する年にしたいですよね。
干支の「うさぎ」の絵本は、可愛らしく愛くるしい姿のせいか、
絵本の世界には、たくさん描かれています。
みなさんにも「うさぎ」と聞いて思い浮かべる絵本やキャラクターがあるのではないでしょうか?
2023年最初の絵本の紹介ですので、
干支「うさぎ」の絵本をご紹介したいと思います。
私が、「うさぎ」の絵本で1番に想い出した絵本のご紹介です。
こちらmiccu-fanのサイトのリニューアル前から絵本のコラムを投稿させていただいております。
ざっと数えましたら、な・なんと150冊の絵本をご紹介していました。
今回ご紹介する絵本は、たくさんの絵本をご紹介させていただきましたが、
紹介していなかったことに驚いてしまった絵本です。
みなさんご存知の絵本ではないでしょうか?
ストーリーはあやふやでも、
表紙の絵は、ご覧になった方が多いのではないでしょうか?
『しろいうさぎとくろいうさぎ』
文・絵:ガース・ウィリアムズ
訳:まつおか きょうこ
出版:福音館書店
しろいうさぎとくろいうさぎ
にひきのちいさなうさぎが
ひろいもりのなかに
毎日楽しく遊んでいます
ある日、遊んでいる最中
くろいうさぎが、座り込んで悲しそうな顔をします。
この絵本、日本での出版は、1965年といいますから
代々読み継がれている名作絵本の1冊といってよいかと思います。
作者のガース・ウィリアムズさんは、もうお亡くなりになられていますが、
アメリカ生まれのイギリスの絵本作家さん
そして、惜しくも訳者の松岡享子さんは、こちらでもお知らせしましたが、
昨年2022年1月にお亡くなりになられています。
モノトーンを基調とした、
すっきりとした絵で、
おはなしもわかりやすく、言葉も読みやすい絵本ですよね。
淡い色の絵のなかで、黄色の花の色が際立っていて素敵ですよね。
最近では、結婚式で扱われたり、プレゼントされる絵本とも聞いています。
大好きな人とは、ずっと一緒に、仲良く過ごしたいですよね。
「新年、家族に優しくしよう!」と、ちょっと思わせてくれました(笑)
いつも普通に傍にいるのがあたり前に思ってしまいますよね。
お話もですが、絵本の黄色の妙とでもいうのですか、暖かい気持ちになる絵本です。
何度読んでも、いろいろと考えさせてくれる深い絵本ですよね。
お子さんには、おはなしそのままを楽しんでいただいて、
大人の方にはいろいろと想いをめぐらして、
何度でも味わっていただけたらと思います。
今年もたくさんの素晴らしい絵本の世界をご紹介したいと思います。
みなさんにとって素敵な1年になりますように
本年もよろしくお願いいたします。
毎月1日・15日に更新します。