からだと向き合おう
こんにちは。
毎年慌ただしく感じる年末ですが、ひとの流れがようやく戻ってきたような街の雰囲気に嬉しくも感じるこの頃です。
久しぶりにクリスマスらしいクリスマスを過ごしました。
ひとと会わないことで防げるかもしれない感染症も、そもそもの免疫力というところではひとと会うことで育まれるものでもあるよなぁと感じています。
ひとりぼっちで迎えるお正月と誰かと一緒に迎えるお正月…
どちらが元気でいられるかは考えるまでもありませんよね。
早かれ遅かれ命は終わりを迎えます。
会いたいひとには会えるときに会いましょう♡
前回、土と菌について書きましたが、相変わらず育菌生活を続けているわたしです。
腸内細菌をはじめとするからだの常在菌と仲良くすることを意識しはじめて、かれこれ12年ほど。
からだとの向き合い方もずいぶん変わりました。
それまでは具合いが悪くなると病院→薬→症状が治まればとりあえず安心。
というのがわたしの中では当たり前でした。
けれど、育菌生活をはじめて、症状が治まることと病気が治ることは違うと気づいたのです。
むしろ何か症状があるということは、からだからのサイン。
からだと向き合うチャンスです。
とくにこの年末年始の時期は食べ慣れないものを食べたりお酒を飲みすぎたりしませんか?
夜更かしや寒さの中出かけることも。
そんなことが続いたときにたいてい風邪をひいたりどこか具合いが悪くなるものです。
わたしもよく年末になると熱を出していました…今思えば納得です笑
仕事が忙しすぎて無理な生活をしているときなどもそうですね。
それはどこかからきた菌にたんにからだが負けてしまったということではなく、無理をしてるよ、休んでねというからだからのサインなのです。
(あとは、あなたの進んでいる方向それで大丈夫ですかー?いったん立ち止まってみませんか?というサインだったりも…)
とにもかくにも、体調が良くないときはからだを(思考も)休ませリセットするタイミング。
何か症状があるというのはもちろん辛いですが、少し視点を変えてみて欲しいのです。
例えば、今もなお続いている感染症対策は感染を防ぐためのものですが、言い換えるならば元気に過ごそうということなはずです。
具合いが悪くなって病院へ行くのも、ただ症状を取り除くということではなく、この先も元気に過ごしていくことが本来の目的ではないでしょうか。
病気の検査や治療など、あまりにも手軽に受けられる環境にいるわたしたち。
とても有難いことではありますが、目的がずれてしまっていないか、時々視点を変えてみることもとても大切です。
病気にならないように、ではなく、元気に過ごせるからだづくりをしましょう。
そして、からだがどこかおかしいときは、症状を取り除くことと同時にどうしてそうなったのか?からだは何を望んでいるのか?とからだの声に耳を傾けてみましょう。
常在菌たちの存在も忘れずに。
一年の締めくくりに、そして新しい年を迎える前にからだと向き合う時間を少し作ってみませんか(*^^*)
今年も一年お世話になりました。
来年も読んでもらえたら嬉しいです。
栄養士ちぐさ