畑と土
こんにちは。
今日から12月、2022年も気がつけばラストの月ですね。
実は1月に更新して以来のコラムです。
ここ最近、価値観やものごとの捉え方が日々変わり、コラムを書き残すということになかなか気持ちが向きませんでした。
ただ、そんな中でもわたしの芯の部分は変わらず。
それは元気なひとを増やしたいという想いと、そこに繋がる活動をしていきたいということ。
(活動と言うとおおげさかな。些細なことや小さな選択もです)
元気なひとというのは、常に元気いっぱいというよりも自分が生きたいように生きてるひと、というイメージです。
そんなひとたちが増えればきっと今より社会が優しくなる。
わたし自身が生きやすい環境を考えたときにそうであって欲しいなというわたしのためです。
ずいぶん久しぶりになってしまったコラムですが、ここをベースにまた少しずつ更新していけたらと思っております。
今日のテーマは最近たまにお邪魔する「畑」
最近ありがたいことに土や自然に触れる機会が増えました。
下町とはいえ舗装された道路や建物ばかりの場所で暮らしているため、土に触れる機会がほとんどありませんでした。
ふかふかの土は触れているととにかく気持ちがいい。
思わず寝転がりたくなります。笑
土の中にはたくさんの土壌菌がいます。
その数、土1グラムに数億〜数十億匹とも。
「菌」という言葉からなのか悪者扱いされがちですが、菌がいない土では植物は育ちません。
ひとのからだも同じですね。
菌がいるからこそ元気に生きていけるのです。
目には見えないし会話も聞こえないけど、からだの菌たちと土の菌たち…
何かしらのやり取りがあるのではないかなぁ。
畑へ来るとそんなことも感じます。笑
ひとは3歳までに腸内に棲みつく菌の種類がほぼ決まると言われていて、それまでにどれだけ様々な菌に触れてからだに取り込めるかがカギになってきますが、大人になってからはどれだけ菌を味方につけられるかが健康な心とからだを育むカギになってくると思っています。
とくに除菌、抗菌が習慣化してしまっている昨今、わたしたちはからだを守ってくれる菌(常在菌)の存在を蔑ろにしてしまっていないでしょうか。
もし自然に触れる機会がないなぁと思われた方、ふかふかで温かな土を触りに一緒に行きませんか?
農家さんと繋がりを持ち畑を見せてもらうこともとても楽しいです。
わたし自身なかなかチャレンジできていないのですが、プランターなどで自宅に土を迎えるのも良いですね。
これからまた風邪が流行る季節にもなりますが、菌を味方につけて元気に過ごしていきましょう。
栄養士ちぐさ