ぴぽん ?
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
2022年もあとわずかになってきました。
みなさんは、どんな1年でしたか?
今回も素敵な絵本をご紹介します。
『ぴぽん』
作・絵: 内田 麟太郎
出版社: 鈴木出版
ぴぽん
ぴ ぴぽん
この表紙に、ひとめぼれした絵本です。
ふしぎな 言葉 「ぴぽん」
ページをめくるたびに、
予想もしない ことば と 形 が現れてきます。
言葉も不思議でおもしろいですが、
絵も はっきりとして きれいな色使いと形の絵本です。
作者の内田 麟太郎 さんは、
『さかさまライオン』
『うそつきのつき』
などで、ご存知の方が多いのではないでしょうか?
ユーモラスでいて、温かみがある絵本をたくさん出版されています。
以前、内田 麟太郎さんの講演会にうかがったことがあります。
優しいジェントルマンという感じなのですが、
子どもの世界をとても大切に考えてくださる方で、感激しました。
とても素敵なかたです。
この絵本を手にとったときに、
「え?絵も内田さん???」
と、驚きました。
内田 麟太郎さんは主に文章を書かれているイメージがあったのでした。
調べていくと、な・なんと はじめての作・絵を描かれた絵本だそうです。
御年80歳の内田 麟太郎さんのはじめての絵なんです。
絵も素敵ですが、この絵本、ぜひ 声に出して読んでいただきたい!
ことばが面白いですし、リズムにのってとても楽しい絵本です。
いくつかの保育園のお子さんの前で、読み聞かせさせていただきました。
お子さん み~んな大きな声で、真似してくれて、
お話の展開にドキドキの素敵な笑顔をみせて、絵本の世界に入っていました。
ページをめくるたびに、新しい展開の内田ワールド全開の絵本です。
ことばのリズムと、絵の形と色の絶妙なバランス
うまく紹介できないことが歯がゆいです。
ぜひ、手にとって見てください!
「ぴぽん」って、なに?
なんて、大人のあたまで考えないで、
絵本の世界を楽しんでくださいね!
毎月、みなさんの楽しめる素敵な絵本を1日・15日にご紹介しております。
by カッキー