暑いときは、みずあそび
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
2022年も折り返しにはいりました。
猛暑は、長期予報でいわれていましたが、
まさか梅雨が短く、こんなに早く長期に暑さが続くなって思ってもいませんでしたよね。
連日の暑さは、本当にまいってしまいます。
今回は、少しでも夏を楽しめるようにこの絵本をご紹介します。
『こぐまちゃんのみずあそび』
作:わかやまけん
出版社:こぐま社
はなにみずをあげるこぐまちゃんから お話ははじまります。
いろいろとおみずをあげているうちに、
しろくまちゃんが ホースをもってきて・・・・
水遊びが、とても楽しそうで、やりたくなっちゃう絵本です。
子どもは水遊びが本当に大好きですよね!
この猛暑、汗でびしょびしょになりますから、
水でびしょびしょさせて、さっぱりさせてあげたいですよね。
泥んこは、ちょっと避けたい(;’∀’)ですが・・・💦
このおはなしでも、最後は、自分たちできりあげ、シャワーに入っています。
子どもの遊びの切り上げって、難しいですよね。
遊びきって満足するまで遊べば、切り上げてくれるのはわかるのですが、大人が待てない💦
ご紹介するまでもありませんが、
1970年から出版された「こぐまちゃんえほん」シリーズ
この絵本は、第2集のなかの1冊になります。
みなさんご存知の
『しろくまちゃんのほっとけーき』は、この絵本の次の第3集のなかになります。
「こぐまちゃんえほん」シリーズは、現在、15冊出版されているので、
長い間、親しまれ愛されてているのがわかりますね。
作家の わかやま けん さんは、グラフィックデザイナーの世界から絵本の世界に入られた方です。
こぐまちゃんはなんともいえない愛嬌がありますし、
なんと言っても、色使いがいいですよね。
こういうところも長い間読み継がれている点かと思います。
こぐまちゃんもはっきりとした絵で、いいですよね。
さて巻末に、森 比左志さんが “この絵本のねらい”について、
「今日の子どもにはほんとの遊びがなくなったといわれます…」
と、書かれています。
1971年出版のこの絵本。
その時代から子どもたちはそんな風に言われていたのですね。
いたずらをあえてさせてあげる!
そのことを考えて子どもと接してみてもいいのかもしれません。
猛暑のなかでのこどもの遊び
熱中症には、充分きをつけて、
体調管理し、夏をやり過ごしたいものです。
また、素敵な絵本は、まだまだたくさんあります。
絵本との出会いの夏もいいですね!
毎月素敵な絵本を1日・15日にご紹介しております。
by カッキー