こどもの大好きな

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

関東もあっという間に、梅雨入りしましたね。
いまのところ、少し肌寒い梅雨空が続きますが、

じめじめとした陽気の梅雨は、これからが本番なのかもしれません。

体調管理に気をつけたいものです。

今回ご紹介する絵本は、
お子さんの大好きな あるもの が主人公です。

『おさんぽ おさんぽ』
作:ひろの たかこ
出版社:福音館書店

この絵本の表紙をご覧になって、
「みたことある!」と、思われた方も多いのではないでしょうか?

この絵本をご紹介するにあたって、ちょっと調べてみたのですが、
びっくり!なことを発見しました。

この絵本の出版のはじまりは、
な・なんと!1999年の6月の『こどものとも012』のソフトブックでの発行がはじまりなんだそうです。
(ソフトブックは、よく幼稚園・保育園で配られる絵本ですね。)

今、読んでみても素敵な絵本なのですから、
好評だったのだと思います。

そして、2008年の6月によく私たちが書店で目にするハードブックの絵本となって発行された絵本だそうです。

おさんぽ おさんぽ

だんごむしさんも おさんぽ

ありさんも おさんぽ

と、続いていきます。

この絵本をご覧になったことのある方は、おわかりかと思いますが、

絵本の最初から、最後まで長靴が登場します。

表紙から裏表紙まで長靴のみの登場です。

青い長靴をはいたお子さんの足のみで、人は登場しません。

青いので、男の子かな?

いえいえ、もしかしたら青の好きな女の子かもしれないのです。

題名のとおり、長靴をはいておさんぽするのです。

あめあがりの様子が展開されます。

お子さんの大好きなだんごむし
あり
この季節にぴったりのかたつむり
かえるなどが登場します。

ながぐつをはいたお子さんなら、必ずといったことをするわけです。

何をしちゃうかは絵本を読んでのお楽しみです。

本当に、子どもはなぜか長靴が大好きですよね。

この季節、雨のふらないくもりではなく、

晴天の日にもはいていきたがって、私たち大人たちを困らせますよね。

わたしも、長靴ででかけたい子どもを説得したり、

あらかじめ長靴を目にとどかないところに隠したりしていましたが、
失敗してしまうと、
もう、とりあえず機嫌よくでかけてくれたらOKという毎日でした。

長靴が大好きなお子さんをさらに刺激する素敵な絵本です。

作者の ひろの たかこ(広野 多珂子)さんは、
スペインで美術を勉強されて、帰国後、児童書の世界にはいられた方だそうです。

たくさんの幅広い絵本を出版されていますし、

魔女の宅急便の続編の画を担当されてもいらっしゃるそうです。

素敵な絵本をたくさん出版されているので、
この機会にぜひ、ご覧になってみてください。

わたしも不勉強だったので、改めて読んでみたいと思っています。

この絵本に話はもどりますが、

この絵本を読んで、

梅雨空に長靴をはいてお子さんと散歩にでかけるのもいいですよね!

毎月素敵な絵本を1日・15日にご紹介しております。