地球のことを考えてみませんか?
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
寒い冬が終わりをつげたかと思ったら、
一転して汗ばむ陽気になりましたね。
春をとおりこして、初夏がやってきたような感じもします。
夏の暑さが心配ですね。
今回ご紹介する絵本は、私たちの住んでいる『ちきゅう』のことを、
考えるきっかけをくれる素敵な絵本のご紹介です。
『ちきゅうの ための1じかん
あかりをけそう!アースアワー』
作:ナネット・へファーナン
絵:バオ・ルー
訳:おがわ ひとみ
出版社:評論社
せかいじゅうで、なんおくにんもの ひとびとが
まいにち、まいばん でんきを
つかっている。
でんきは、さむいときには
へやを あたためて、
みんなで たべる、おいしい
スープを つくりだす。
みなさん「アースアワー」って、ご存知ですか?
私は、今回この絵本を教えていただき、
知ることができました。
春分に近い土曜日の夜8時30分に、世界中の何百万人もの人々が明かりを消します。
日付変更線に近い南太平洋諸国から、順番に地球をぐるりと1周する「消灯リレー」です。
1年に1回、
たった1時間ですが、
「1年をとおして電気を節約し、わたしたちの地球を守る」という誓いを胸に、
世界中の人たちが心をひとつにして、60分を過ごすこの「アースアワー」
とても大切ですよね。
2022年の 今年は、3月26日(土) 20時半~ になります。
アースアワーは、世界自然保護基金(WWF)が主催する世界的なイベントだそうです。
その、「アースアワー」を、わかりやすく
教えてくれるかわいらしい絵本です。
オーストラリアのオペラハウス
万里の長城
エジプト
エッフェル塔
南極 と、
地球をまわっていきます。
絵がはっきりと優しい絵本です。
作者は、ベトナム生まれのアメリカ在住のイラストレーターさんだそうです。
そのせいかエスニック風な画のような感じがして、
私たち日本人にはなじみがあって、読みやすい気がします。
言葉も多くなく、しみ込んでくるようなあたたかさを感じさせてくれます。
この絵本を読んで、「ちきゅう」について考えてみたいですよね。
このアースアワーの時間を宇宙からみたら、
1時間ごとに明かりが消えていくのが見えるのでしょうね。
私たちが生活しているこの「ちきゅう」のことを、
すこしでも考えることは大切ですよね。
少しのきっかけや、ほんのささいなことでも、
世界中の人が行動をおこせば、何か変わっていくような気がします。
「アースアワー」では、日本も東京タワーが消灯し、横浜では大規模なイベントとして消灯されるそうです。
アースアワーのサイトはコチラ!
https://www.wwf.or.jp/campaign/earthhour-info/2022/#entry-box
絵本になると、伝わりやすいですよね。
これも絵本のチカラです。
この絵本を読まれて、3月26日「アースアワー」を過ごしてみませんか?
次回も素敵な絵本をたくさんご紹介しますね。
毎月1日・15日に更新しています。
by カッキー