世界中で愛された『はらぺこあおむし』

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキー http://ameblo.jp/alyssaerika です。

みなさんいかがお過ごしですか?

さて、先日突然の訃報に驚いた方も多かったのではないでしょうか?

今回は、そのエリック・カールさんを偲んで世界的に有名なこの絵本をご紹介します。


『はらぺこあおむし』
作:エリック・カール
訳:もりひさし
出版社:偕成社

日曜日の朝に生まれたあおむしが、

月曜日にはりんごをひとつ、

火曜日には梨をふたつと、

いろいろな食べ物を食べ続けます。

そして、

このお話をご存じない方は少ないでしょうね?

カラフルでいてあたたかい素敵なコラージュの作品は、

お子さんから大人まで楽しめる絵本ですよね。

世界的に有名な絵本で全世界累計5500万部を発行するベストセラーだそうです。

70以上の言語に翻訳されているというから驚きです。

日本では1976年に、

もりひさし 訳で 偕成社 より発売されています。

エリック・カールさんは、

アメリカのニューヨーク州に生まれ、少年時代はドイツで育ったそうです。

実は、この絵本母国のアメリカでは、1969年に出版されていて、

そのなかに「Printed in Japan」と印刷されているそうで、

日本ととても強い結びつきがあるそうなのです。

訃報の翌日の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。

このような逸話があるとは知りませんでした。

この絵本を出版したいという熱意と、

日本の素晴らしい印刷技術で発売されていたのですね。

以前より親日家とは聞いていましたが、そんな交流があったのですね。

miccu-fanサイトリニューアル前の2017年の同じ6月に

この時に開催された日本での展覧会のご紹介と併せてこの絵本をご紹介していました。

今年、日本語版が出版されて45周年だそうで、
エリックカールスペシャルサイトがあります。

http://※https://www.kaiseisha.co.jp/special/ericcarle/

絵本とともにご覧になってみてください!

最新作の『ありえない!』が4月に発売されたばかりの訃報でした。

作:エリック・カール

訳:アーサー・ビナード

出版社:偕成社

まだまだ素敵なエリック・カールさんの絵本にあいたかっただけに残念ですが、

世界中で愛されている絵本は、永遠に語り継がれますね!

毎月1日・15日に更新しています。

次回も素敵な絵本をご紹介していきます!

by カッキー