ヨチヨチ父

絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。

子どもから大人まで、今、大人気のヨシタケシンスケさん
話題にのぼる絵本を多数出版されていますが、
今回は絵本でななく、この方の育児マンガといより 

パパの育児書という趣もあるこの本をご紹介します。


『ヨチヨチ父 とまどう日々』
作:ヨシタケシンスケ
出版社:赤ちゃんとママ社

月刊『赤ちゃんとママ』誌に3年にわたって連載されていたものを1冊の本になっています。

お父さんのリアルな本音が、ヨシタケさんの独特のセンスで描かれていて、

ちょっぴりですが、パパの気持ちもわかってくるような気もします。

さぞ素敵なパパなのだとおもうのですが、

この本には、パパの戸惑いや困ったことが描かれていて、
「あるある」な感じが多く描かれています。

ヨシタケさんは、「育児はすべてケースバイケース」だよね!と伝えてくれています。
本当に育児は、10人いれば10通りですよね。

お子さんとの生活は、楽しいこともあるし、いろいろありますよね!
そんなことを教えてくれる1冊です。

新米パパ・ママや、プレパパ・ママにプレゼントしたい本とでもいうでしょうか

ですが、子育てが終わりつつあるこの私(笑)でも充分楽しめました。

そこが、ヨシタケワールドなのかもしれませんね。

登場自物で坊主頭の男の方は、やはり、ヨシタケシンスケさん自身のつもりで描かれているそうです。

クスっとしたり、

「あるある」と思ったり、

そうなのねと思わせてくれたり、そんな1冊です。

最初の2、3年は大変だよ。

でも、そこを超えると結構楽しいよ!と、伝えてくれています。

私も本当にそう思います。

私も2人子どもがいますが、下の子が幼稚園に入園するくらいまでの記憶があまりありません。

素敵な絵本を世に出し続けている ヨシタケシンスケさん

「自分だったら、こういう作品があったら嬉しいな」という気持ちで作られているそうです。

このヨシタケシンスケさんの初の大規模個展が東京・世田谷で今開催されています。

実は、私行ってきました!

もう、すごい!

会場へ入る前の階段さえもおもしろい!

いろいろなモノへの目の向け方や、それを感じ取ってしまう能力が素晴らしい

ヨシタケさんが日々、きづいたことを手帳にスケッチしているそうですが、

入るとそのスケッチがところ狭しと展示されています。

ヨシタケさんの頭の中を、のぞいているかのようです。

発想も素晴らしいのですが、絵本の形にするまでに幾度となく考え、
試行錯誤されている様子が展示でみることができます。

様々な過程を経て私たちの手に届いていると思うと、

1冊1冊丁寧に読まなければと、思わせてくれました。

この会では、400点以上の立体物やコレクションが展示されているそうです。

イベントは、7月3日まで
世田谷文学館 (京王線 芦花公園 徒歩5分)
土日は混雑が予想されます。
日時指定制なので、事前予約が必要です。
ホームページを確認されてから行かれてくださいね。

詳しくは、サイトをご覧ください。https://www.setabun.or.jp/

ヨシタケシンスケワールドに浸れること間違いなしです。

毎月素敵な絵本を1日・15日にご紹介しております。

by カッキー