ヨチヨチ父
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキーhttp://ameblo.jp/alyssaerikaです。
子どもから大人まで、今、大人気のヨシタケシンスケさん
話題にのぼる絵本を多数出版されていますが、
今回は絵本でななく、この方の育児マンガといより
パパの育児書という趣もあるこの本をご紹介します。
![](https://i2.wp.com/miccu-fan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/よちよち父.jpg?resize=134%2C200&ssl=1)
『ヨチヨチ父 とまどう日々』
作:ヨシタケシンスケ
出版社:赤ちゃんとママ社
月刊『赤ちゃんとママ』誌に3年にわたって連載されていたものを1冊の本になっています。
お父さんのリアルな本音が、ヨシタケさんの独特のセンスで描かれていて、
ちょっぴりですが、パパの気持ちもわかってくるような気もします。
さぞ素敵なパパなのだとおもうのですが、
この本には、パパの戸惑いや困ったことが描かれていて、
「あるある」な感じが多く描かれています。
ヨシタケさんは、「育児はすべてケースバイケース」だよね!と伝えてくれています。
本当に育児は、10人いれば10通りですよね。
お子さんとの生活は、楽しいこともあるし、いろいろありますよね!
そんなことを教えてくれる1冊です。
新米パパ・ママや、プレパパ・ママにプレゼントしたい本とでもいうでしょうか
ですが、子育てが終わりつつあるこの私(笑)でも充分楽しめました。
そこが、ヨシタケワールドなのかもしれませんね。
登場自物で坊主頭の男の方は、やはり、ヨシタケシンスケさん自身のつもりで描かれているそうです。
クスっとしたり、
「あるある」と思ったり、
そうなのねと思わせてくれたり、そんな1冊です。
最初の2、3年は大変だよ。
でも、そこを超えると結構楽しいよ!と、伝えてくれています。
私も本当にそう思います。
私も2人子どもがいますが、下の子が幼稚園に入園するくらいまでの記憶があまりありません。
素敵な絵本を世に出し続けている ヨシタケシンスケさん
「自分だったら、こういう作品があったら嬉しいな」という気持ちで作られているそうです。
このヨシタケシンスケさんの初の大規模個展が東京・世田谷で今開催されています。
実は、私行ってきました!
![](https://i2.wp.com/miccu-fan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/展覧会1.jpg?resize=247%2C331&ssl=1)
もう、すごい!
![](https://i1.wp.com/miccu-fan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/展覧会入口.jpg?resize=206%2C274&ssl=1)
会場へ入る前の階段さえもおもしろい!
いろいろなモノへの目の向け方や、それを感じ取ってしまう能力が素晴らしい
ヨシタケさんが日々、きづいたことを手帳にスケッチしているそうですが、
入るとそのスケッチがところ狭しと展示されています。
ヨシタケさんの頭の中を、のぞいているかのようです。
![](https://i1.wp.com/miccu-fan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/展覧会2.jpg?resize=197%2C262&ssl=1)
発想も素晴らしいのですが、絵本の形にするまでに幾度となく考え、
試行錯誤されている様子が展示でみることができます。
様々な過程を経て私たちの手に届いていると思うと、
1冊1冊丁寧に読まなければと、思わせてくれました。
この会では、400点以上の立体物やコレクションが展示されているそうです。
![](https://i2.wp.com/miccu-fan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/展覧会3.jpg?resize=197%2C264&ssl=1)
イベントは、7月3日まで
世田谷文学館 (京王線 芦花公園 徒歩5分)
土日は混雑が予想されます。
日時指定制なので、事前予約が必要です。
ホームページを確認されてから行かれてくださいね。
詳しくは、サイトをご覧ください。https://www.setabun.or.jp/
ヨシタケシンスケワールドに浸れること間違いなしです。
毎月素敵な絵本を1日・15日にご紹介しております。
by カッキー