土の色は なにいろ?
絵本コーディネーター・色育シニアインストラクターの
カッキー http://ameblo.jp/alyssaerika です。
前回は、写真のような水彩の絵本でしたが、
今回は写真絵本のご紹介です。
ちょっと「土」の見方が変わっちゃいますよ!
『土の色って、どんな色?(たくさんのふしぎ傑作集)』
作:栗田 宏一
出版社:福音館書店
この表紙 きれいですよね?
裏表紙もつづいています。
「雨上がりの水たまり。
乾くにつれて土がかたまり、ひび割れができた。」
表紙・裏表紙のこれは、ぜ~んぶ「土」なんです。
それも日本の各所で採取された土というから驚きです。
土を採取している写真と、土の写真
そして、飾らない短い文章でこの本はできています。
この本では、オレンジ、モスグリーン、紫、薄緑、はいいろ、ピンク、そしてきれいな白などの
様々な土が紹介されています。
この本を読むと、
土は「茶色」なんて言えなくなっちゃいます。
日本中から集められた、さまざまな土が地名とともの紹介されています。
黒っぽいのが、関東平野の畑の色だそうで、
関東ローム層なんでしょうね。
関西の畑の土は白っぽいというから、驚きです。
ですが、その土地も土は一種類ではないので、奥が深いです。
読んだ後は、近所の土を見に行きたくなる素敵な絵本です。
土の色を探しにお出かけしてみてくださいね!
次回も素敵な絵本をご紹介します!
毎月1日・15日に更新しています。
by カッキー