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「栄養士ちぐさの食のハコ」 
「地球温暖化と畜産業」

こんにちは。

珍しく難しいタイトルをつけてみました。

実はここ10年ほど牛肉をあまり食べていません。
外食等でいただくことはあっても自分で買うのは年に数回。

好みの問題もあったのですが、一番の理由だったのはからだへの安全性です。

牛に限った話ではありませんが、家畜として育てられている動物は、短期間で効率よく育つようホルモン剤を投与したり病気にならないよう抗生剤が使われている場合が多いと言われているからです。

もちろん全ての農家さんがそうしているわけではありませんが、不安がある以上食べすぎることは避けてきました。

豚肉や鶏肉を購入する場合も、信頼できる農家さんを選ぶようにしています。

そもそも100g100円ほどの安さで命が売り買いされることに違和感も感じていました。

ただ、ここ数ヶ月
地球温暖化と畜産業の関係を知り、
さらにお肉を食べる回数が減りました。

地球温暖化とは、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出が原因で気温が上昇する現象です。

この夏だけでも異常な暑さで、年々気温が高くなっているのを感じましたよね。

この温室効果ガス、交通機関から出る量と同じくらいの排出量が畜産業からも出ているのです。

いま地球上の哺乳類のうち、家畜と人間だけで96%と言われています。
家畜を飼うための土地や家畜のエサとなる作物を育てる農地の確保に、森林が伐採され、二酸化炭素を吸ってくれる植物はどんどん減っています。

また牛のゲップに含まれるメタンガスも温室効果ガスの一種で、二酸化炭素よりも影響が大きいと言われています。

このような背景から、いま全世界で約7割のひとたちがお肉を食べる量や頻度を減らしているそうです。

わたしも温暖化を止めるためにできることはしていきたいと思っていますが、家族の好みもあるのでまずは食卓にだす回数を減らしています。

たんぱく質やミネラル不足にならないよう、とくに育ち盛りの子どもたちに関しては他の食材から摂れるよう工夫が必要ですが、お肉を使わないことでの物足りなさは今のところないです。

代替えにはお肉に似せた食感の大豆ミートやおからこんにゃく、テンペを使うことが多いです。

ただ、代替えを考えるより、昔ながらの和食だったら魚やたまごは使ってもお肉・乳製品はほとんど使わず作れるので、お肉を減らしてみようと思う方はまずは和食中心のお食事がオススメです。


お肉を食べる食べないは個人の自由ですが、地球上の哺乳類のうち野生動物が4%というのはどう考えても不自然ですよね。

地球温暖化も大きな問題ですが、まずは地球はわたしたち人間だけのものではないってことを忘れてはいけないなって思います。

どんな問題もわたしたちの日々の暮らしと繋がっているので、少しずつ学びながらまたお伝えしていけたらと思っています。

それでは、次回もお楽しみに。

栄養士ちぐさ



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